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ある晴れた昼下がり。 ぼくは、税金を払ったり、NHKのひとにおびえたり、 駐車場の契約を更新したり、クリーニングやにいったり、 牛丼をたべたり。 そんな、昼下がりに、 むかし、後輩の女の子の一人であるデストロイからもらった ベースが、長いこと音が出てなくて、 DIJをやるってことになって急きょ直したんだけど、 また調子が悪くなってきたので、 修理してみました。 なーんか、昔っからベースの修理をするほうが ギターの修理より多いような。 自分の治したり、人のを治したり。 で、 治ったもんなので、自分の知ってるベースフレーズを引いて あそんだりなんだりで、一日が終わる。 ほこりをかぶった楽譜をとりだし、 聞いたことのあるやつをかたっぱしから。 そこで、 照井くんである。 照井利幸である。 テルビリーである。 彼の魅力を語り続けてうん年だが、 あらためて、彼はすごい。(あ、もう読むの飽きた?) いや、しかし。 昔は、照井さんの魅力を知らぬ人などいなかったが、 最近、照井さんの魅力ってなんすか?ふつーじゃないっすか?っとか ブランキーの魅力ってなんすか?? っとか言ってくるすっとこどっこいなキッズたちが増えた。 いや、ほんとに。 すっとこどっこいである。 キッズたちは、インぎーのビデオでも見て居やがれって。 「今日は、キッズのために曲を用意してきた」 って言ってくれるよ、きっと。 まあ、キッズたちは、だいたい、 独特なベースなり音づくりなりリズムなりに 個性があってよい、とか動くベースが好きーみたいな。 そんな感じなのだが。 なにをいわんや ギター担当のぼくから言わせれば、 ベースなんて動く必要なし。独特なリズムもべつにー。 なのである。 動きっぱなしのベースをよく聞く昨今ですが、 それならギターをひきなよ、君は。と思ってしまうわけで。 ちなみにベースなんて、動くほうが実は簡単だったりもするわけで。 ルート音を8ビートで刻み続けるほうが、難しいのだ。 で、照井である。 彼の魅力の代名詞といえば、この8ビートルート音である。 赤いタンバリンやスイートデイズやサタデーナイトなどの 後期のブランキーではよく聞ける。 この8ビートがものすごく実は難しかったりするのですが、 彼は、ほんとにきれいにクールに弾いているわけで。 しかも、彼は、一本の弦でルート弾きする。 指の位置的には、絶対、4弦から3弦に移動したほうが 楽なのに、わざわざ、高い位置に移動して4弦だけで弾いている。 ベースを弾いたことある人ならわかるが、 結構、ベースの弦ごとのバランスって、一定じゃなかったりする。 弦がかわるといきなり音がでかくなったり、小さくなったり。 1個の弦で弾くことによって音のバランスがよくなるわけです。 そして、何より、スライドいれたりして、音に迫力が出るわけです。高い位置。 まあ、 ルート弾きがすごい彼なのだが、 動けないわけじゃない、ぜんぜん、ふつーに動く。ときもある。 プディングのように、動きっぱなしのベースもある。 青い花も動きっぱなし。 ぜんぜん、動ける子なのである。 で、そこである。 ルート弾きみたいに、後ろで支えてるのと 動き出して、前に出てくるのと、 前に出たと思ったら引くのと、 そこが絶妙。 楽譜を見ながら練習してみてわかったが、 照井くんのベースを、ベースだけで練習してると わけがわからない。 4弦のほうで、ふふーんってな感じでリズムをとってたと思ったら、 いきなり1弦の高いほうでフレーズ弾いたり、 んで、4弦戻ったり。みたいな。 とても、ベースだけひいてるとまともに聞こえないが、 CDと合わせてみるとかちっと決まる。 要するに、彼は、曲が一番かっこよく決まるように ベースを弾いてるのである。 ベーシストとして、バンドマンとして、 いわゆる、あるべき姿をしているのである。 というわけで、 そこが、彼の魅力であるわけで。 キッズは、インギーでも見てな。 青い花 / The Blankey Jet City Come On / Blankey Jet City 最初のほうで間違えているが、 ルート弾きをピックでなく、指で弾いているのがすごい。 Sweet Milk Shake / The Blankey Jet City てるいくん、さけぶ。 Fringe / Blankey Jet City Aメロは、後ろで、 Bメロで、いきなり前面に出る、 これが、かっこいいわけ。 PR |
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