忍者ブログ
  • 2025.06«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 2025.08
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/07/19 15:04 】 |

ふるえるとき

この間、

テレビを暗い部屋で見て、

映画館を気取っていたら、

ボクサーのタツヨシのドキュメンタリーやってた。

とっくの昔の昔に引退してたと思ってたんだけど、

まだやめてなくて、

日本では37歳かそこらへんでライセンスが剥奪されるんだけど、

外国でライセンスとって、

今、タイでプロライセンスを持っているらしい。

彼が、復帰戦をタイでやるまでのドキュメンタリーなんだけど、

ぼろぼろになるまでトレーニングして、

それでも汗が出なくなるまで減量して、

彼くらいのベテランになってしまうと、

減量もきついらしく、並の減量・トレーニングでは、

体重もまったく落ちないらしい。

どうやら体が慣れてしまうということらしい。

そこまでやって、ようやくリングに立てるわけで、

タツヨシといえば 、世界チャンピオンだったわけだから、

当然、強い

はずなんだけど、

やっぱり歳のせいか、19歳のタイ人との試合は、

見るも無残な姿になっていた。


なんだか、歳をとる、っていうのは、

こういうことなのか、って思ってしまった。


わけなんだけど、

タツヨシは次もまたやりたい、というし、

もう一度世界チャンピオンになりたい、という。


彼は、生きてるうちにひとつのことがやれればいいという。

それも、誰かのためにやる、というわけではなく、

自分のためにやればいい、という。

そうしているうちに、自分がダメになりそうになったとき、

誰かが必ず助けてくれる。

そんときに、ありがとう、ほんじゃ行くわ、と言って、

がんばるんだって、自分のために。

その助けてくれた人達へは、自分が何かを手に入れて余裕がもてた時に

返せばいいんだって。


それが、どうした、ってわけでもないんだけど、

ああ、なるほどな。

と思い、十四松が指先で震えてた。



そうこうしているうちに、

ぼくは、この間、マルコムXという映画を見た。

マルコムXっていう黒人の自伝映画なんだけど、

やっぱり

実際にこういう人がいたっていう事実は、

何よりも強いもんなんだなあって

思ってしまうわけであり。

デンゼルワシントンなんだけど、主役が、

オバマさんの演説より、彼の演説のほうが、

はるかに説得力があった。

彼は、黒人の権利だったり自由を手に入れるために、

活動している、ブラック・モスリムなんだけど、

昔は、不良で刑務所に入れられ、

そこでイスラム教に出会う。

(とは言っても、アメリカにあるイスラムの一派。

 本流とは違う点が多いため、新興宗教と見る向きもあるそうな)

そこでは、黒人が白人にどれだけ虐げられていたか、

白とは、無垢で純粋で清潔で、

黒とは、暗黒で邪悪で汚い、

というイメージを僕らも持っているわけなんだけど、

これは、そもそも白人が作ったイメージを

世界中に押し付けたわけ。

そういえば、日本も昔は黒とかは高級なイメージだったはず。

彼の演説で印象に残っていたのが、

「私たちはそもそもアメリカ人ではない、黒人だ。

 アメリカという国が生まれる前から、私たちは黒人だ。

 イエス・キリストが生まれる前から、私たちは黒人だ。

 いずれアメリカという国がなくなっても、私たちは黒人だ。」

っていうセリフ。

そうこうしているうちに、

彼が演説をしているおかげで、

彼を刑務所でイスラム教に改修させた宗教団体は、

全国的に広がっていく。

なんだけど、その教祖のイライジャっていう黒人が強姦事件を起こす。

その事実と教団の姿を知って、マルコムは教団から脱退する。

最後は、その教団の手によって、演説会で殺害される。


そんでも、ちょっと意見が違うからって

同じ黒人同士の仲間なんだけど、

殺してしまうっていうのが、

なんだか、アメリカという国は恐ろしい。


恐ろしいんだけど、マルコムXという人は、

すごい人だったんだろうな、

と思いました。


Bill McCai / The Coral

拍手[0回]

PR
【2009/03/29 22:03 】 | 未選択 | 有難いご意見(0) | トラックバック()

そこらじゅうで


このあいだ、

電車の中で、絶対、浮気している男を見た。

見たくて見たんじゃないんだけど、

朝の満員電車の中、

男のケータイには、奥さんと思わしき人から

「まさひろが風邪ひいちゃって大変」的な

メールが届いた。

(見たくて見たんじゃない。いっとくけど)

そのメールを無視した男、

そのケータイには、

美智子という人から、

「それは大変だね~ ところで今日は何時にほにゃららら」的な

メールが届いて、

速効で返信を書いていたものです。

ぼくは、まさひろがかわいそうだなあっと

思っていたんだけど、

この間、その話をともだちに話したら、

「きっとまさひろは犬なんだよ」だって。

そう来たか。



そして、

昨日は、グリーン車にとても乗りたくなったので、

東京駅からグリーン車に乗ってみたら、

隣の座席で50代くらいの男と20~30代くらいの女が、

座り込み、

男が女に5000円札くらいを渡していた。

女は「いいですよー、悪いですよー」とか

言ってたのだが、

その札を返すようなそぶりは全くなかった。

ぼくは、それを見て、

その5000円が高くつくんだろうな

って思って、ほほえましく見守ってました。

その後の、その女の、男の持ち上げっぷりは、称賛に値する。



そして、

今日は、朝から満員電車で、

ようやく座れた戸塚の駅で、

ぼーっとしようかなっと思ったら、

隣に猛ダッシュで、若い男(20代)が座り込んできた。

そのあと、

その若い男の前に、おばあちゃんがやってきた。

男は見る気もしないで寝た振りをした。

なので、

席譲りましたわ、ぼくが。

ぼくだって、眠いがな、立ちっぱなしは、あし痛いがな。

でも、まあ、30秒くらい座れたし、

おばあちゃんにお礼言われたし、

おばあちゃんの連れの、おばちゃんにも

お礼言われたし、

朝から

いいことして、お礼言われて、気分よかった。

そこらじゅうでね。



Cool Fool / Friction

拍手[0回]

【2009/03/26 00:45 】 | 未選択 | 有難いご意見(1) | トラックバック()

ブラックレイン

はてさて、

残業禁止令が発令されてから

おとなしく家に早く帰っているわけで、

となると、

やることが、あんまりなくなってくるのね。

とりあえず、

木曜は、近所に住んでる同期となぞの居酒屋(これがまた楽しい店だった)で
杯をかわし、

金曜は、部屋の掃除をしたり、大船観音にごあいさつにいったり、

大船探検してみたり、

土曜は、後輩の赤川君の誘いのイベントに橋場と行ったり、

日曜は、ともだちの大ちゃんとスタジオ、その前は東京マラソンを見たり。

東京マラソンは、ほんとに実家の前をいろんな人が通って行って

見てておもしろかった。ゴール地点も家の窓から見えるという。



で、

ブラックレインである。

これまた、好きな映画の5本の指のうちに入るわけだが、

主演のマイケルダグラス、高倉健の存在をかき消すかのごとく、

松田優作が絶妙すぎるわけである。

めちゃめちゃ悪い奴なんだけど、めちゃめちゃ強いわけでもなく、

めちゃめちゃあやしいわけで。

ブラックレインの撮影中に、彼はすでにがんにおかされていたらしい。

撮影関係者でその事実をしっていたのは、安岡力也だけである。

安岡力也は、やくざの親分のボディガード役で出ている。

お話的には、マイケルダグラスと高倉健の友情物語であったり、

アメリカと日本の文化の差だったり、

若山富三郎と松田勇作のやくざの師弟対決だったり、

な、わけなんだけど、

やっぱり10人中10人が言うとおり、

松田優作の映画でした。

いや、健さんも健さんでかっこよかったさ。確かに。

いいセリフもいっぱいあったし、

レイチャールズ歌ってたし、アンディガルシアもよかったさ。

なんだけど、あんまり、セリフは多くはないんだけど、

毎シーンの松田優作の異様な雰囲気は、

一見の価値がある。

それにしても、日本の俳優陣もレベルが高くて

とてもよい映画です。

が、ラストシーンで、なんか残るものはあんまりないんだけど。

若山富三郎が、B29がやってきて、黒い雨が降り、

アメリカは、日本に自分たちの価値観を押し付け、

佐藤(松田優作)のような人間がたくさん生まれた、

というセリフを言うシーンは、

やっぱり、そこを狙っているんだろうな、この映画は。





というわけで、

次は、スターウォーズでも見ようかな。

ウィスキーでも飲みながら。

シーバスリーガル飲みながら。


Good Bye / The Coral


拍手[0回]

【2009/03/22 23:29 】 | 未選択 | 有難いご意見(0) | トラックバック()

そーですか、 そーですね、 そーかもね

怪訝な顔をしながら、

今日、電車の中で、ひとくしゃみ。してみたものだ。

おいおい、こりゃあ、花粉症かー、

っと、自分の都会っ子への変化をうれしく思い始めたのだが、

(ちなみにぼくは花粉症になったことがない。
 きっと、これからもならない)

どうも、それは、そんな生易しいものではなく、

電車の中で、ぱたぱたと、花粉をまき散らす、

まき散らす、あのおねーさんのせいらしい。

化粧は、おうちでしましょうね、

電車の中から勝負ははじまってるし、

そーゆー、日常的な、なにがしって、

顔に出てくるから、だいたいの男にはばれちゃうよ。


というわけで、

相変わらず、花粉症になれない、田舎っ子でありました。





そんな、

感じなのですが、

土曜日、ホワイトデーということにあとから気づき、

飲み会をセッティングしてしまった、のでありました。

メンバーははしばくん、おーたさん、あねごさん、平山さん。

まあ、なんか懐かしいわ やっぱ楽しいわ

みんな変わんないのう。

あねごさんには、ふられまくってたので、

久し振りにお会いできて光栄でした。

またやりましょうやりましょう。


ほんで、豊洲から夜道を歩いて帰りーの、

「いい感じだから歩いて帰るわー」っと

平山に豪語したものの、歩いてみると、

だーれもいないわ、車も通らないわ。

夜景はいい感じだわ、警察に呼ばれそうになるわ。

はちゃめちゃで、いい夜なわけで。

そして、実家に帰りーの。とつぎーの。



あけて、日曜日。

実家で、両親と過ごし、映画を見に行き、

ステーキをごちそうになる。

ひとりっこ満喫なわけです。

映画は、チェンジリングをみーの、

ぼくは、クリント・イーストウッドが好きなことを

再認識しーの。

チェンジリングはいい映画で、

牧師さんの男気がすばらしい。そして、弁護士もすばらしい。

歳をとると、脇役の良さがわかってくる。

ちっちゃいころなんて、「主役を狙ってなんぼ」と思っていたけど、

最近は、脇役のちょっとしたセリフにぐっとやられちゃうことが多い。

牧師さんが、「市を相手に裁判で4回勝った弁護士がいるが、

彼を雇っている余裕は我々にはない」

といったところ、

弁護士が、「それなので、ただで引き受けましょう」

という。

このくだりが、ものすごくさりげないシーンなんだが、

このくだりが、とてもいいのだ。



なんか、

最近、また映画が好きになって来たぞ。

見たいものがたくさん。

今度は、ワルキューレを父母と見に行きーの。

照井さんと平山さんのおすすめのシティオブゴッドを見ーの、

もいっかいブラックレインを見ーの、

ゴッドファーザーも久々に見たいわけで。





というわけで、

もろもろの事情で、残業禁止令が発動され、

定時退社命令が下されました。

僕だけ。

ワークシェアリングのはじまりはじまりなのだ。

うまくやらんとならんなあ。


Crazy Dream / Friction

拍手[0回]

【2009/03/17 01:40 】 | 未選択 | 有難いご意見(1) | トラックバック()

星になれた

冷たい空気だと、星がきれいに見えそうなもんだが、

新居もそこそこに都会だというのだろうか、

星があんまり見れない。



けど、

ゆらゆら帝国の星になれたを聞きながら、

最近、帰ります。

忘れてた本なんか読みながら、

夜中の川沿いをとことこ歩きます。

車に轢かれそうにもなりながら、

歩いているわけでありますが。



星になれた / ゆらゆら帝国

ギターが秀逸、最後の。

拍手[0回]

【2009/03/12 00:59 】 | 未選択 | 有難いご意見(0) | トラックバック()

前ページ | ホーム | 次ページ

忍者ブログ [PR]